公益財団法人千葉県消防協会の事業概要
千葉県消防協会は安心安全な地域社会を形成するために、公益財団法人として次の公益目的事業を主として行うとともに、施設貸与の収益事業や消防職・団員の相互扶助事業を行っている。
1.公益目的事業
- (1)防災思想普及事業
- 住民の生命、身体及び財産を火災や災害から守り、被害を最小限にくいとめるため、各人が防火・防災に対する関心と適切な活動(防火装置・初期消火・避難・救護等)をとれるよう防災知識と技術の普及啓発、防火・防災訓練の充実、防火・防災組織の活動促進を図る。
-
- ア 機関紙「消防千葉」の発行
- イ 「千葉県消防操法」の発行・販売
- ウ 火災予防運動における防火防災ポスターの募集、優秀者の表彰、ポスター展開催
- エ 九都県市合同防災訓練の実施
- オ 千葉県少年女性防火委員会、女性防火クラブ、幼少年消防クラブ活動支援
- (2)教育訓練事業
- 消防防災能力の充実のため、消防職・団員による知識・能力の向上、消防操法の普及、訓練成果の発表及び消防関係機関の連携・協力を図る。
-
- ア 修学奨励金等の贈与
- イ 消防団員指導員研修
- ウ 支部操法大会・千葉県消防操法大会の実施
- エ 全国消防操法大会出場チームの助成
- オ 関係機関との諸会議の開催
- (3)弔慰救済事業
- 消防職団員の殉職者や障害者に対し、その活動に報いるとともにその行為を敬い防災思想の普及に資するため慰霊祭を実施
-
- (4)報償事業
- 消防防災に功労・功績のあったものを表彰し、感謝状などを贈り消防士気の高揚を図る。
-
- ア 消防大会における表彰(消防協会長)
- イ 出初式における表彰(消防協会長、支部長)
2.収益事業
- 施設貸与事業
- 消防関係団体等に有償貸与する事業
3.その他の事業(相互扶助事業)
消防職・団員の殉職者や障害者に対し、その活動に報いるとともに敬意を表すため、弔慰見舞金や傷病見舞金等を贈り、退職者のうち功の顕著なものに対する感謝状の授与等を行う消防互助事業及び日本消防協会が実施する消防団員等の福祉共済事業、健康増進事業、年金共済事業への加入や給付について本協会が千葉県分の窓口として事務を実施、また、生活協同組合全日本消防人共済会による火災共済への加入促進を図っている。
- (1)消防団員福祉共済
- ア 日本消防協会が実施する消防団員等福祉共済、消防団個人年金の事務と加入促進
- イ 日本消防人共済会が実施する火災共済の事務と加入促進
- ウ 健康増進機器等の交付及びスポーツ大会等の助成
- (2)弔慰見舞事業
- 消防職・団員の殉職者や障害者に対し、その崇高な活動に報いるため、弔慰見舞金や傷病見舞金等を贈る
- (3)退職者報償事業
- 在職中の功績が特に顕著な退職者に対し、感謝状及び金杯を贈る